FreeBSDの新しいバージョンでは、csupが標準システムに組み込まれていて、cvsupの代わりに利用できます。
ここではcsupを使ったソースツリーの更新方法をまとめます。
まず、/etc/make.conf に以下を追記します。
SUP_UPDATE= yes SUP= /usr/bin/csup SUPHOST= cvsupXX.jp.freebsd.org SUPFLAGS= -Z -L 2 SUPFILE= /usr/share/examples/cvsup/stable-supfile PORTSSUPFILE= /usr/share/examples/cvsup/ports-supfile DOCSUPFILE= /usr/share/examples/cvsup/doc-supfile
ここで、cvsupXX.jp.freebsd.orgには、近くて空いている公開cvsサーバを指定してください。
/usr/src ディレクトリで、「make update」コマンドを実行すれば、src, ports, docsの各ツリーが更新されます。
SUPFILEにstable-supfileを指定した場合、バージョンX.Y のXの範囲で更新が行われます。例えば 7.1 のとき、7.2,7.3と最新版まで更新されます。 standard-supfileを指定した場合には、更新はX.Yの範囲のみとなります。上の例では7.1の更新のみ適用され、7.2には更新されません。