パーティションサイズの変更
Windows Server 2008でパーティションサイズを変更する手順です。Vistaでも同様の手順で変更できます。ここでは、例としてシステム領域のパーティションをGUIで変更する操作を示します。
前提条件:
この操作を行う前提条件は以下の通りです。
- 同じディスク上の隣接する未割り当て領域があること。
- ボリュームは未加工であるか、NTFS ファイル システムでフォーマットされていること。
詳しくは、以下のURLを参照してください。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc771473.aspx
1.ツールの起動
[スタートメニュー]より[管理ツール] > [コンピュータの管理]をクリックしてます。
起動した[コンピュータの管理]ツールの左ペインより[ディスクの管理]をクリックします。
この環境では隣接する領域にEドライブが存在しています。作業の前提条件の「同じディスク上の隣接する未割り当て領域があること」に合わせて、 ここではEドライブを削除て空いた領域を拡張します。
2.既存パーティションの削除
隣接する領域に空きがない場合、隣接する既存パーティションの削除が必要になります。
削除するパーティション(ここではEドライブ)を右クリックから[ボリュームの削除]をクリックします。
削除の可否を求めるダイアログが表示されます。
「はい」をクリックした時点で、ドライブは削除されますので、注意してください。
これで隣接する領域に空きができました。
3.パーティションの拡張
拡張するパーティション(ここではCドライブ)を右クリックして[ボリュームの拡張]をクリックします。
[ボリュームの拡張ウィザード]が起動します。
[はい]をクリックします。
[選択されたディスク]にディスクが表示されていることを確認します。
下部の[ディスク領域(MB)を選択]で拡張する領域を指定します。
ここでは全ディスク領域をCドライブに拡張します。
[次へ]をクリックします。
[完了]をクリックします。
Cドライブが拡張されて50GBになりました。
以上で操作は完了です。
念のため、システム再起動をして正常に起動することを確認してください。